- リラックスした時間に - 一日が終わってゆっくりしたい時。休日の午後にお茶を飲みながらくつろぎたい時。 |
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イリアーヌ ー夢そよぐ風ー |
ジェシ・ヴァン・ルーラー ーLive at Murphy's Lawー |
まさにけだるさと言う意味では今回ナンバーワンのアルバム。昨年はこのアルバムで、けだるさを十分に味わいました。イリアーヌといえばボサノバ。当然聴いててやる気はでませんが、くつろぎとリラックスした雰囲気は満喫できます。心が安まるというか、ちょっと遠くに旅に出てみようかな、なんて気になったりもします。さらに仕事のことや煩わしい人間関係などそんなことはもうどうでもいいや、なんても思ったりします。明日は仕事休んじゃおうかなて気にもなります。そう思って会社に電話かけて思わず「会社やめます!」という言葉も飛び出します。つまり現実逃避のアルバムとしてはぴったりな分けで、聴きすぎにはくれぐれもご注意を! | オランダにあるライブハウス「マーフィーズ・ロウ」でのジェシ・ヴァン・ルーラー・トリオの演奏です。二日間に渡ってベース、ドラムが異なるメンバーでのライブを一枚のアルバムに納めています。私の印象を一言でいうとシンプルであったか。ギターというととかく弾きすぎる感があるけど、無駄な音を出さずにシンプルな歌い方に徹してるように思える。それがゆったりとした音の空間を作り出して奥行きが広いというか、味わい深いようなギタートリオになっている。おじさん方が年代物のウィスキー片手に暖炉の前に座ってゆっくりと会話を楽しむ。そんな落ち着きと奥深さ感じます。 |
ジョバンニ・ミラバッシ& アンドレィ・ヤゴジンスキー・トリオ |
スライディング・ハマーズ ーPlace To Beー |
澤野工房からリリースされるアルバムのミュージシャンは舌を噛みそうな名前ばかりである。このアルバムのタイトルも一目見てスラスラ言える人いたら私は感心致します。さらにこの手の名前、全然覚えられないのである。毎回何だっけとアルバム見て確認するのは年のせいだけではないと私は思ってますが... しかし哀愁と情緒漂うアコーディオン。そして官能的で情熱溢れるミラバッシのピアノと、これはなかなかぐっと来るアルバムです。澤野工房のサイトでも試聴できるんで、ぜひ聴いてみてお買い求めになってはいかがでしょうか。決して「おしゃれ関係」のテーマを思い浮かべてはいけません... |
最後は最近発売されたアルバムです。女性トロンボーンというだけでも珍しいのに、なんと姉妹である。おまけに歌も聴ける。選曲もスタンダード中心のなじみやすい内容で愛聴盤になるのは間違いなし。トロンボーンという楽器だけに大らかでリラックス度満載で、くつろぎの時間にはピッタリの一枚です。しかしこの姉妹がトロンボーン持った写真はなかなか格好いい。女性が楽器を持つ姿というのはとても魅力的だと思うけど、トロンボーンは特に似合ってる感じがする。そのうち来日して日本でも人気が出るかもしれない。その時は私も駆けつけて、鼻の下伸ばしながらサインもらってるのかもしれない... |